頼成地区について

頼成は、砺波市の中心を南北に流れる庄川の右岸に広がる般若地区の一部です。一般的な表記では「らんじょう」ですが、住民は「らんじょ」と称することが多いです。

頼成は7つの常会(小字)で構成されています。善導、坂東、公文名など中世的な小字名が多く、徳大寺家の荘園であったころからの地名ではないかと思われます。「頼成」の由来ははっきりしませんが、俗説として「源頼成(みなもとのよりなり)」という名の武将に関係があるのではないか、などというものもあります。

平成31年2月現在で、総戸数は159戸。最も戸数が多いのは北明常会で37戸、最も少ないのは西河原常会の10戸です。北明常会地内には、31年度から新しい住宅団地が造成される予定です。

頼成農業構造改善センター(通称「いかるぎ館」)が、各種の会合や活動の拠点であり、地区の公民館の役割を果たしています。

<google map で地図を表示>

頼成地内には、砺波市立庄東小学校があります。平成27年4月6日にはその敷地内に砺波市埋蔵文化財センターが、また小学校3階フロアに民具展示室がオープンしました。徳万頼成遺跡で発掘された約5000年前の土偶などが展示されています。

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砺波市」について

東洋経済新報社が毎年発表している「住みよさランキング」の最新2018年ランキングで砺波市は全国24位。

平成25年度は全国第9位、平成26年度第13位、平成27年度8位、平成28年度3位(ついにベストスリーに)、平成29年度(なんと)2位!と徐々にランクを上げてきていましたが、今年はちょっと下がってしまいました。それでも、全国でも屈指の住みよい都市であるといえます。

平成16年に庄川町と合併し、新砺波市として生まれ変わりました。人口は約49,237人(平成27年5月現在)。北陸自動車道のインターチェンジ(砺波IC、高岡砺波スマートIC)がある他、北陸新幹線の新高岡駅にも近く、交通の利便性がよい上に、市の花であるチューリップの栽培が盛んで自然と緑にあふれた田園都市でもあるという、素晴らしい環境です。


「般若地区」(般若公民館のサイトはこちら

砺波市を構成する21地区のうち、庄東地域(庄川の東側)にある4つの地区(般若、東般若、栴檀野、栴檀山)のうちの一つです。中世には「般若野荘」と呼ばれ、京都徳大寺家の荘園が広がっていたという記録があります。歴史の香りが高い地区です。

 

 

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